エアロネクスト、G7広島の展示に物流ドローン出展

イベントエアロネクスト（東京都渋谷区）は19日、G7広島サミットの国際メディアセンター（IMC、18日から２２日まで設置）の国内外メディア向け政府広報展示スペースに出展したと発表した。

▲G7広島サミットIMC内 AirTruck展示の様子（出所：エアロネクスト）

展示スペースでは物流専用ドローン「AirTruck」（エアートラック）を紹介する。エアートラックは、同社がACSLと共同開発した物流用途に特化したドローン。エアロネクストの空力特性を最適化する独自の機体構造設計技術を搭載。飛行部と荷物搭載部を分離する構造を採用しており、荷物の揺れを抑え安定した飛行が可能という。

また、遠隔操作で荷物の切り離しや、荷物の上入れ下置き機構などの機能も備えるため、オペレーション性にも優れるとしている。機体は、2023年3月末までに、ドローン配送と地上輸送を連携した物流サービス「SkyHub」（スカイハブ）の社会実装地域で5か所、実証実験では27か所での使用実績を持つ。

同社は今回、日本の技術紹介で出展。ブースには、国内外のメディアが訪れ、ラーメンや、すしなどが汁もこぼれず配送できる配送品質の高さに注目が集まったという。また、オペレーションしやすい荷物の上入れ・下置き機構、技術力、救援物資配送や観光など幅広い用途の実績、実際にドローン配送サービスで社会実装されている点も高い関心を集めたとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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