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GLPアルファリンク相模原プロジェクトが完了

2023年6月8日 (木)

▲「GLP ALFALINK相模原プロジェクト」の全景(出所:日本GLP)

拠点・施設物流施設デベロッパーの日本GLP(東京都中央区)は8日、開発を進めていたマルチテナント型物流施設「GLP ALFALINK(アルファリンク)相模原2」が完成したと発表した。これで1500億円を投じた大規模物流施設プロジェクト「GLP ALFALINK相模原」の全4棟、総延床面積67万5136平方メートルが完成。全棟満床での稼働となる。

新しく完成したGLPアルファリンク相模原2は地上6階建て、延床面積9万471平方メートル。圏央道・相模原愛川インターチェンジ(IC)から4.3キロ、同・相模原ICから7.1キロに立地し、関東圏を中心とした広域配送拠点のほか、関西、中部へもアクセス可能な拠点としても機能する。

倉庫エリアの防火区画はすべてシャッターとし、マテハン設備の導入にも柔軟に対応できる。従業員の不在時にも荷物の積み下ろしができる置き配バースを導入し、荷受けや荷待ち時間の短縮に寄与する。施設一部には大型シーリングファンを設け、高断熱素材を採用するなど、就労環境の快適さも追求した。

共用部分では、2階のサブエントランスからアルファリンク相模原全体の共用棟「リング」へとつながるブリッジを設け、アメニティー施設を整備することで労働環境の向上、雇用の安定、人々の交流を促進している。休憩室にはオンラインミーティングなどに活用できるワークブースを設置。セキュリティー面では、顔認証による入館システムを採用した。

▲GLP ALFALINK相模原2

アルファリンク相模原全体の施設で事業展開する企業は30社以上、施設内の従業員数は5000人になるという。入居する人材派遣会社が施設内の雇用を支援する。また、入居企業同士の交流の場を定期的に設け、企業同士のビジネスマッチングを促す共創の場も提供している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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