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日印、デリームンバイ産業大動脈構想で進展

2012年10月22日 (月)

行政・団体経済産業省は22日、インドとの次官級会合で、デリームンバイ産業大動脈構想における日本側45億ドルの候補プロジェクトリストについて、新首相の訪日時までに合意し、ことしの首脳会談にリストを提出できるよう努めることに合意した、と発表した。

デリームンバイ産業大動脈は、インドでデリーとムンバイをつなぐ地域のインフラ開発、産業振興などを一体的に行う構想で、日印協力の柱として進められている。

今回の会合では、デリームンバイ産業大動脈構想での合意のほか、スマートコミュニティプロジェクト第1回スマートコミュニティWGの成果として、規制枠組みや先進技術の導入で課題を共有し、プロジェクトの推進と実現に向け、継続的に議論と協力を進めることを決めた。

また、チェンナイバンガロール産業大動脈についても包括的な取り組みを進めるため、積極的に協力する。

インドの国家製造業政策への協力として、協力ロードマップに基づき、スキル開発と高度化やビジネス環境整備などの協力を進めていくことも合意した。