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JALがシェルとSAF調達契約、米空港で利用

2023年6月16日 (金)

(出所:JAL)

環境・CSRJAL(日本航空)は16日、英Shell(シェル)の航空燃料部門であるシェルアビエーションと、2025年から米国ロサンゼルス国際空港にて、持続可能な航空燃料(SAF=サフ)を調達する契約を締結したと発表した。

本契約により、JALは25年からロサンゼルス国際空港で搭載する燃料をSAFに置き換え、GX(グリーントランスフォーメーション)の目標の一つである、「25年度に全燃料搭載量の1%をSAFに置き換え」を達成する。今回調達するSAFは、通常のジェット燃料と比較して75%以上のCO2排出量を削減につながり、その量は年間4万7000トン以上となる。

JALグループでは、30年度に19年度比でCO2総排出量の10%削減を掲げており、その達成のために25年度に全燃料搭載量の1%、30年度に10%をSAFに置き換えることを目指している。

SAFは生活上で排出される廃棄物や廃油、植物などを原料とする燃料で、既存のインフラを活用し、従来のジェット燃料などと混合できる特徴があり、次世代の航空燃料として注目されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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