公募・入札日本郵船は23日、7月にトランジションボンドを国内公募形式で発行すると発表した。トランジションボンドとは、企業の温室効果ガス排出削減に向けた長期的な移行戦略に則ったプロジェクトへの投資を使途とする債券で、同社としては2021年7月に続き2回目の発行となる。
今回の環境社債は5年債で、発行額は200億円程度。3月に発表した中期経営計画で中核をなすESG経営推進の一環でもあり、社債の発行で資金調達リソースの拡大を図るとともに、脱炭素ソリューションを拡充し、温室効果ガス排出削減の取り組みを加速させるという。
日本郵船は、2018年に海運業界で世界初と言われるグリーンボンドを発行したのを皮切りに、グリーンローンやサステナビリティ・リンク・ローンの締結など、ESGファイナンスの深度化を図ってきた。
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