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パトライトで出荷指示、ユーザックRPAで効率化

2023年6月28日 (水)

▲パトライトのネットワーク信号灯(出所:パトライト)

拠点・施設業務プロセスのデジタル化を支援するユーザックシステム(大阪市)は27日、業務自動化を推進しているパトライト(大阪市)が、自社製品のネットワーク信号灯とRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)との連携によって、業務効率化に挑む様子を導入事例として公開した。

これによるとRPAは業務を自動で処理するが、バックグラウンドで処理する場合、実行状況が把握できない。しかし、積層信号灯によって実行状況を「見せる化」することで、次の処理までの待機時間が短くなり、結果的に生産性の向上につながるという。

ネットワーク制御信号灯は赤・黄・緑のランプから成り、通知メールや処理画面を確認できない状況でも、ランプの点灯によってRPAの実行状況を把握できる。例えば、Web-EDI業務のダウンロード作業がスケジュール通りであれば緑ランプが点灯し、処理が完了すると消灯。時間通りに終了しない場合は点灯する、などと設定することで視認性が上がる。また、出荷業務では、出荷指示書の発行時は赤ランプが点灯し、ランプの点灯が確認できたらすぐにピッキング作業に取りかかる、などの活用も可能。

▲RPAとネットワーク信号灯の連携イメージ(クリックして拡大)

同社によると、積層信号灯は主に工場などで利用されており、ネットワークに接続してオフィス業務の自動化を可視化する事例は多くない。しかし、DX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進する企業が増加傾向にある今、オフィス業務の自動化を可視化して、業務のタイムラグを解消することは、深刻化が予想される人手不足への対応やビジネスでの機会損失防止に貢献するという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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