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サウディアカーゴ、日とサウジ間の貨物航空を強化

2023年6月28日 (水)

国際サウディア・カーゴは27日、成田国際空港発インターラインパートナーの拡張により、日本とサウジアラビア間の貨物輸送サービスの拡大と効率性を強化すると発表した。インターラインとは、輸送書類の相互承認に関する航空会社間の契約を指し、今回の発表によって、日本での航空貨物サービスの需要増加への対応やサウジアラビア王国やその他の地域への製品輸送を求めるトレーダーや荷主、フォワーダーへの効率的なソリューション提供が可能になる。

具体的には、スカイチーム・カーゴのパートナーである大韓航空の協力のもと、成田国際空港から大韓民国のハブ空港である仁川国際空港経由でサウジアラビア王国のキング・ハーリド国際空港への輸送時間が短縮される。これにより、日本からの高品質な製品をサウジアラビア王国や他国へ輸送するための信頼性や効率性などのソリューションを提供する。

2023年、サウジアラビアへの日本からの輸入は571トンで、サウジアラビアから日本への輸出は合計25トンとなっている。輸入品には一般貨物・医薬品・生鮮食品が含まれ、輸出品には一般貨物・医薬品・危険物・が含まれている。

サウディア・カーゴは、サウジアラビア王国のビジョン2030に貢献するため、主要な物流ハブを開発し、国の戦略的な立地を活用している。新型貨物機の導入によるキャパシティの増強やターミナルの拡張、Eコマース企業との協力による範囲の拡大、デジタルインフラの構築、そしてスカイチーム・カーゴのパートナーである大韓航空を中心としたステークホルダーとの協力などの取り組みを実施している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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