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日本郵船、米西岸の船舶減速航行プログラムで最高賞

2023年7月3日 (月)

▲表彰盾を手にする日本郵船グループ社員(出所:日本郵船)

ロジスティクス日本郵船は3日、米環境団体のナショナル・マリン・サンクチュアリ―・ファウンデーションが運営する北米西岸での船舶減速航行プログラム「Protecting Blue Whales and Blue Skies」(プロテクティング・ブルー・ホエールズ・アンド・ブルー・スカイズ)で、最高位となるサファイア賞を受賞したと発表した。同社の大気汚染防止と海洋生物保護への協力姿勢が高く評価された。

プログラムは、大気汚染防止とクジラ保護のために、サンタバーバラ海峡とサンフランシスコ・ベイエリアの指定された海域内で、船舶の自主的な減速運航を奨励する。

ナショナル・マリン・サンクチュアリ―・ファウンデーションが2022年5月1日から12月15日までの期間内に、指定された減速海域を10ノット以下で航行した距離を自動船舶識別装置(AIS)で分析。その結果、日本郵船の運航船舶の順守率が85%以上と極めて高い水準だったことから、最高位となるサファイア賞を受賞した。同社は、昨年まで4年連続で金賞を受賞している。

環境団体では順守率に応じて付与された報奨金2万ドルを日本郵船に授与した。日本郵船では、報奨金をグループの社会・環境の課題解決の活動を通じて、全てのステークホルダーに対し企業価値向上を目指す枠組み「NYKグループサステナビリティイニシアティブ」で、社会・環境の課題解決に向けた取り組みに充当するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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