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トドケールとコクヨ&P、デジタル郵便管理で提携

2023年7月5日 (水)

ロジスティクス郵便物のクラウド管理サービスを提供するトドケール(東京都千代⽥区)は5日、コクヨアンドパートナーズ(コクヨ&パートナーズ、東京都千代⽥区)とパートナー契約を締結したと発表した。これによりハイブリッドワーク・フリーアドレス制のオフィスなどで働く場合、オフィスに居なくても郵送物の確認や宅配便の発送・受取が可能になる。

今回の提携では、コクヨ&パートナーズが提供する郵便デジタル化サービス「Webポスト」を、同社が提供する、郵便物をクラウドで管理、配布するアプリケーション「トドケール」で運営し、テレワークなどオフィスに居なくても郵送物を確認できる新しい働き⽅に対応した次世代のハイブリッドメール室を実現するサービスとなる。

(クリックして拡大、出所:トドケール)

同社によると、コロナ渦ではテレワークを中心とする労働環境への変化が余儀なくされたが、コロナ収束後はオフィスへの出社回帰が始まり、部分的にテレワークを導入する企業も少なくない。そのなかで、オフィスの郵便物を受け取るためだけに従業員がオフィスに出向いたり、郵便物や配送物に対応する総務だけがテレワークを実現できないなど、オフィスの郵便物・配達物が新しい働き⽅の障害になっている。今回の提携によって、オフィスに届く郵便物や配達物の管理を電子的に行うことで、従業員のエンゲージメント向上に貢献するという。

また、オフィスに届く郵便物の25パーセントは開封されることなく廃棄され、廃棄される郵便物の多くはダイレクトメール(DM)とされていることから、デジタル化された郵便管理では蓄積したデータを活⽤することで不要なDMを特定し、適切に対処することで郵便物の数を⼤きく減少させることが可能となる。トドケールの活用により、オフィスに届く郵便物の数を30パーセント減少させた事例もあり、フリーアドレス制を導⼊する企業においては郵便物にまつわるオフィススペースの見直しなど、同サービス導入による大幅なコスト削減につながるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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