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SBS東芝ロジ、包装コンテストで最高峰受賞

2022年8月25日 (木)

認証・表彰SBSホールディングスは25日、傘下のSBS東芝ロジスティクスが日本包装技術協会主催の「2022日本パッケージングコンテスト」で、最高峰のジャパンスター賞の「日本貿易振興機構(ジェトロ)理事長賞」と、包装部門賞の「工業包装部門賞」2件をトリプル受賞し、20年連続の受賞となったことを発表した。

▲リチウムイオン電池の収納率を高めた発泡スチロール製の包装材(出所:SBS東芝ロジスティクス)

ジャパンスター賞日本貿易振興機構理事長賞に選ばれた取り組みは、東芝、積水化成品工業と共同出品した「リチウムイオン電池100%リサイクルEPSと極限収納」。収納数を25%高めた上で欧米など包装廃棄物の特定重金属規制に準拠したリサイクル材100%の発泡スチロールを採用し、物流コスト、CO2削減に寄与した。

工業包装部門賞は「工業電子管用オール段ボール包装」と「製品固定と振動対策を1部品で実現したシンプル内装設計」の2件。工業電子管用オール段ボール包装は、脱プラスチック緩衝材でも衝撃緩和を実現したオール段ボール包装で、容積を77%縮小し、包装・輸送コストとCO2の削減につなげた。

製品固定と振動対策を1部品で実現したシンプル内装設計では、製品上部が全体的に脆弱である場合にベース部のみで製品を固定しつつ、輸送時に脱落の危険性がある部品の支持も同時に行える構造を簡素な1つの部品で実現。簡素な梱包作業で梱包コストを15%減らした。さらに、製品調達先となる製造協力会社からの梱包に適用し、客先出荷までの一貫使用を実現した。