ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

マルハニチロ物流、ムーボ・バース拠点を拡大

2023年7月12日 (水)

フードHacobu(ハコブ、東京都港区)は12日、マルハニチロ物流がトラック予約受付サービス「MOVO Berth」(ムーボ・バース)を全国主要12拠点に導入し、順次稼働を開始したと発表した。マルハニチロ物流は、ムーボ・バースの導入により拠点有責の待機時間30分以上ゼロを目指すとしている。

(イメージ)

ムーボ・バースは規模の大小や入出荷問わず、全国の物流拠点・工場で利用できるクラウドサービスで、システム開発費は不要。入場時間を分散することで、車両の混雑を緩和し、特定の時間帯にトラックが集中・待機するなどの荷待ち時間の削減が可能できる。また、トラックと荷物の情報をドライバーから事前に連絡でき、センターとドライバー間で入場前に連絡を取り合うことも可能。入場後もセンター内の全員がシステム上でトラックの作業状況を確認することができる。

マルハニチロ物流は、水・畜・農産品・冷凍食品などの分野で、低温物流事業を展開している。ことし6月に政府より発表された「物流の適正化・生産性向上に向けた荷主事業者・物流事業者の取組に関するガイドライン」では、「荷待ち時間・荷役作業等にかかる時間の把握」と「荷待ち・荷役作業等時間2時間以内ルール」が示され、トラックの車両待機時間の課題解決のため、冷凍冷蔵倉庫業界で活用が拡がっている同システムの導入を決定したという。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com