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高湿度冷蔵庫での鮮度保持技術、氷点下で湿度95

2023年7月18日 (火)

▲高湿度冷蔵庫設置タイプ(出所:フードテクニエンジニアリング)

サービス・商品フードテクノエンジニアリング(大阪市西淀川区)は18日、加湿することなく氷点下で湿度95(相対湿度、RH)を実現する独自の鮮度保持技術を導入した、高湿度冷蔵庫による鮮度保持のソリューションのサービスを開始したと発表した。

高湿度冷蔵庫を使用するメリットには、▽最適な鮮度保持環境を一定に保てるため、傷みやすい葉物野菜や早生果物、カビの影響を受けやすい生鮮品の鮮度を保ったまま、長期間の保管が可能。▽野菜や果物、草花の最適な環境である低温下-5度~+25度で95%RH以上の高湿度環境を実現し、温度・湿度・ガス濃度・風の流れなど、それぞれの特性に合わせた環境を作り出す。▽強制加湿をしないため、95%RHの高湿度でありながら保管品や庫内への結露が発生せず、結露に伴うカビの増殖を抑制。▽温湿度管理が難しい大型自動ラック倉庫などの大規模な空間にも導入可能。▽外注せずに自社に電気計装部を持つことで、様々な用途や目的に合わせたプログラム構築が可能、などがある。

同社によると、高湿度冷蔵庫の使用によって、野菜や果物の商品価値を維持することで食品ロスの削減が可能になり、発送を一日分遅らせることで、余裕を持った物流が可能になり「24年問題」への対応が可能としている。長期鮮度保持の一例として、シャインマスカットの場合、3か月の鮮度保持が可能だという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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