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剥がれにくい床面「磨き床」の施工支援、新東工業

2023年7月19日 (水)

荷主新東工業(名古屋市中村区)は19日、工場や倉庫に対して平坦で剥がれにくい床面を提供する「磨き床」について、新しい施工サービスとして、顧客自身での磨き床施工を可能にする新プログラムの提供を開始したと発表した。

▲「磨き床」を施工した工場(出所:新東工業)

磨き床とは、コンクリート床面を磨き上げて作るアメリカ発の新しい床工法で、経年劣化で剥がれることが無く、床面が凸凹になることもないため、工場や倉庫などで採用されている。

同施工サービスでは、施工機材と同社技術員の派遣対応を行うことで、顧客や顧客の協力会社の手で工場の床改修・磨き床施工を行うことが可能になる。中・小規模の既設床の改修や改善作業に有効だという。

磨き床は、素地の上に塗料を重ねる塗床と異なり、コンクリート素地がそのまま床面となるため、床の剥がれが起きにくい。施工の過程で使用する無機系薬剤の効果によって汚れが付きにくくなるだけでなく、鏡面のような光沢をもつ美しい床になる。既設の床にも施工可能だ。

従来、工場や倉庫は塗床が主流だったが、経年劣化による剥がれやひび割れの発生でメンテナンス面に難があるため、欧米を中心に磨き床施工の注目が高まっており、日本でもAGV(無人搬送機)の導入に合わせての利用が増加傾向にあるという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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