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エアロジーラボ、マレーシアでドローン実装進める

2023年7月25日 (火)

▲飛行試験の様子(出所:エアロジーラボ)

ロジスティクス無人航空機の開発・販売を行うエアロジーラボ(大阪府箕面市)は25日、ドローンサービスプロバイダーであるエアロダインジャパン(東京都渋谷区)と連携し、同社ドローン「AeroRangeQuad(エアロレンジクアッド)」の性能試験・ユースケース試験を、マレーシアで開始したと発表した。

同社によると、すでに2時間以上の飛行も達成しており、日本では飛行試験が難しい目視外飛行による長距離飛行も、現地のテストフィールドを利用することで、直線で最大10キロの飛行試験が可能になり、実際値としての最大飛行距離などの性能評価を実施しているという。また、機体を現地に輸出後、リモート会議を通してセットアップ指示やオペレーション講習、トラブルシューティングを実施しており、メンテナンス改善やオペレーションマニュアルの改善を行っている。

マレーシアでは道路のインフラ未整備により、物資輸送にトラックが使えないなど、物流面で課題を抱えており、主力産業であるプランテーション農園のDXにおいてもドローンの実装が期待されている。現在利用されているバッテリードローンの多くは30分程度の飛行時間で数キロ飛行距離しかないため、長距離飛行には適さない実情から、これらの課題を解決するため両社は連携し、ドローンの性能試験実施に至ったという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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