スキャンディット、商品検索支援する新技術開発

サービス・商品読み取り技術のトップリーダーであるスキャンディット（スイス）は26日、スマートフォンなどスマートデバイス上での商品検索を迅速化した新機能「マトリックススキャン・ファインド」を発表した。インストール直後から設定なしで動作するソフトウエアで、ローコードの開発で既存のアプリに統合できる拡張性を備える。

▲類似商品が並ぶ中で特定の商品を視認できる（出所：スキャンディット）

マトリックススキャン・ファインドはAR（仮想現実）オーバーレイの技術を活用することで、商品検索を視覚的に支援する。スマートフォンの画面内に映る複数のバーコードを同時に読み取ることで商品確認を迅速化。その複数の中から特定のコードを探し出すことも可能で、類似商品が並ぶ中から特定の品物をピッキングできることにつながり、人的エラーの削減に寄与する。

また、小売、物流、配送におけるそれぞれのワークフロー全体を考慮した設計としており、個々の品目をピンポイントで特定するためのカスタマイズ性を付与。通知アラート、一時停止機能、品目カルーセル表示などの機能も搭載した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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