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センコーが長崎運送を買収、運送・工事事業を拡大

2023年7月28日 (金)

M&Aセンコー(大阪市北区)は28日、長崎県内を中心とする総合物流業の長崎運送(長崎市)の全株式を取得し、31日付で子会社化すると発表した。

長崎運送は1949年に設立。14か所の事業所を持ち、県内を中心に荷役、輸送、工事、保管などの物流サービスをワンストップで提供する。そのほか、重量物の輸送・据付工事、風力発電設備の解体工事やメンテナンス、水処理メーカーの配管工事にも強みを持ち、大手企業の構内運搬や荷役作業を請け負っている。鮮魚の輸送事業にルーツを持っていることから、長崎魚市場で水揚げされた鮮魚の中部・関西・中国地方へのトラック輸送や港内荷役を行っている。

センコーは長崎運送を子会社化することで、センコーグループの全国の輸配送ネットワークを強化。長崎運送はグループの持つリソースとノウハウを共有し、さらなる事業発展を図る。また、グループで重量物輸送に強いセンコーエーラインアマノ(東京都江戸川区)、工事事業を得意とするセンコープランテック(宮崎県延岡市)などと、互いの強みを掛け合わせた事業拡大も推進する。

▲重量物を運搬する長崎運送のトラック(出所:センコー)

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LOGISTICS TODAY編集部
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