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横浜冷凍、十勝に自動冷蔵倉庫を新設

2023年8月10日 (木)

拠点・施設横浜冷凍は10日、北海道河西郡芽室町の芽室東工業団地の既存の3棟のセンターの近隣に「十勝第四物流センター(仮称)」を新設することを発表、同日起工式が執り行われた。

▲十勝第四物流センター(仮称)外観(出所:横浜冷凍)

建設地の十勝平野は、日本における農産物の一大産地。また、芽室町は道東自動車道が通り、オホーツク海側から苫小牧への中継地点となる交通アクセスにも優れた地域でもある。同社は、農業王国十勝の乳製品や冷凍食品における、低温物流ニーズの増大を支えるべく設備の更なる拡大をはかり、既設の3センターを含む4センターで、合計の収容能力は8万7000トンを超える、道内最大級の低温物流基地となる。

新センターの設備面においては省力化を推進し、同社グループのベトナムヨコレイ ベンルック物流センター(仮称)に次いで同社では国内初の自動倉庫(全自動ラック)を導入、全自動ラック地震対策として減震ラック(揺れを減少させ格納物の落下を低減)、減崩ストッパー(パレットの飛び出しを防止)、感震計(クレーンを一時停止)、ゾーン管理(不安定な商品は揺れの少ない下段へ入庫する様ソフト上で制御)設備を設置している。

省エネ設備としては同社十勝地区では初の太陽光発電設備およびリチウムイオン蓄電池、その他、省エネ型自然冷媒冷却設備、陽圧空調システム、BEMS(ビルディング・エナジー・マネージメント・システム)等、消費電力を大幅に削減し、災害時のBCP対策も充実させた、「人」に「もの」に「地球」にやさしい最新鋭の次世代型の冷蔵倉庫として、2025年4月の竣工を予定している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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