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ダイセル、網干工場で都市ガス・コジェネ設備稼働

2012年11月7日 (水)

拠点・施設ダイセルは7日、姫路製造所網干工場(兵庫県姫路市)で導入を進めていた都市ガス・コジェネレーション設備の実証運転を伴った商業運転を開始した、と発表した。

同設備は昨年7月に着工し、ことし7月26日の火入式から試運転を開始。試運転を終了した9月10日から商業運転に入り、10月25日には電気事業法に基づく安全管理審査を完了した。

設備の稼動により、網干工場の自家発電の合計出力は80MWとなり、必要電力をほぼ100%自家発電で賄うことが可能となる。

コジェネレーション設備には、川崎重工業が開発した同クラスで世界最高効率の最新鋭機の初号機で、発電出力30MW、蒸気発生量毎時45トンの発電用ガスタービンを原動機として使用し、外気温31℃で実施した性能試験で、発電効率36%、コージェネ総合熱効率86%を達成している。