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ホクト、流通過程に配慮した新種ヒラタケを開発

2012年11月9日 (金)

フードホクトは9日、同社きのこ総合研究所が新品種きのこ「霜降りひらたけ」の開発に成功し、特許出願、品種登録出願を行ったと発表した。

開発した新品種のヒラタケは、日本産と欧州産(エリンギなど)の交配育種で開発し、遺伝子組み換えなどの技術は使用していない、としている。

傘には霜降り状の模様があり、従来のヒラタケに比べて傘が肉厚で、形が崩れにくいのが特徴。

日本産ヒラタケは、1989年頃には現在のエリンギと同水準の生産量だったが、流通過程で傘が割れやすいことや、調理した時にも形が崩れやすいといったことから、年々生産量が減少していた。