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ENEOSとサントリー、SAF原料廃食油回収で協業

2023年9月12日 (火)

環境・CSRENEOSとサントリーホールディングス(HD)は12日、バイオマス資源の有効活用と国内未活用の廃食油調達を目的に協業すると発表した。

廃食油調達においては、ENEOSが野村事務所(東京都港区)、吉川油脂(栃木県佐野市)と構築する国内廃食油の安定調達の仕組みに、サントリーグループで外食事業を担うダイナック(東京都港区)と井筒まい泉(東京都渋谷区)が参画する。将来的には、サントリーの酒類製品の取引先である8万店の料飲店ネットワークでの未活用廃食油の調達に向けて協業を進める。

料飲店から調達した廃食油は、ENEOSが2026年を目標に事業化を進める持続可能な航空燃料(SAF)の製造プラントである和歌山製油所で原料として使用する。同時にSAF製造の過程で得られるバイオナフサからバイオペットボトルを製造し、サントリーの料飲店向けスピリッツ製品などの容器への活用も検討。これにより、廃食油調達からバイオペットボトルの製品提供までの資源循環の実現を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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