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「国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO」開幕

「24年問題」テーマに熱気、401社1230ブース一堂に

2023年9月13日 (水)

▲多くの人でにぎわう展示会場

イベント「国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO」が13日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。2024年を目前にした最後の大規模物流イベントとあって、前回の21年同展示会の249社、686ブースを大きく上回る401社、1230ブースが出展。最終日となる15日まで、「物流の2024年問題」に対する最先端の物流サービスの展示や、先進的事例などを紹介する講演などが行われる。

今回は「知恵と技術を結集し、2024年問題を解決する」をメインテーマに据えた。政府が6月に「物流革新に向けた政策パッケージ」を打ち出したことで、物流事業者だけでなく多くの荷主企業も物流課題への対策が求められる昨今、例年より多くの業界から注目されるイベントとなりそうだ。出展側にとっては課題の解決策を提示するには最高のタイミングとなり、出展企業や来場者にとってまたとないビジネス機会を創出する場となる。

新たな試みとしては、「2024年のその先へ〜フィジカルインターネットによる未来への進化」と題した主催者パビリオン特別展示をメインゲート前に設置し、フィジカルインターネット実現をテーマにしたソリューションを特別展示している。今回の物流展を象徴する展示物として、視覚的に24年問題を訴求する。

▲主催者パビリオン特別展示

開幕に際し、物流展事務局の日本能率協会・山岸周斗氏は「2024年問題の周知が現状であまり進んでいないなかで、今回の物流展をきっかけに知ってもらい、24年問題を物流を変える新たなスタートとして捉えてもらうきっかけにしてもらいたい。物流の問題はさまざまあるので、潜在的なニーズも多く、出展者や来場者にとって課題解決につながるものが見つかると思う」と話した。

10時の開場時にはゲートに人だかりができるなど、過去の展示会と比べても一段と熱気を帯びている。山岸氏も「前回がコロナ禍での開催ということもあり単純な比較はできないが、かなり多くの人に集まっていただいているという感触がある」と手応えを感じているようだ。

▲物流展のメッセージを込めた垂れ幕

物流危機打破へ、改革の知恵と取組みが一堂に集結

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LOGISTICS TODAY編集部
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