ロジスティクスAI(人工知能)ファーストのサプライチェーン設計を掲げるオプティロジック(米国)は20日、クラウド型データ変換プラットフォーム「DataStar(データスター)」を立ち上げたと発表した。サプライチェーン専用に設計したエージェント型AIがデータの前処理や分析を自動化し、従来は四半期ごとのプロジェクトに留まりがちだったネットワーク設計・最適化を「常時稼働」型の意思決定プロセスに切り替える狙いだ。
DataStarは自然言語の指示から複雑な変換ロジックやSQLを自動生成し、データクレンジング、モデル構築、結果分析までをAIが一貫処理する。ユーザーはビジュアルワークフロー画面やPython/SQL連携を通じて制御でき、1度作成したワークフローをアプリ化して現場部門に展開することも可能とする。
同社によると、既存のサプライチェーン設計ツール「Cosmic Frog」などと組み合わせることで、モデル構築時間を最大95%短縮し、在庫20%超削減、配送コスト25%削減といった効果が実運用で確認されているという。自動車、化学、消費財、物流事業者などがすでに試験導入しており、「データ整備に費やしてきた7〜8割の時間を、シナリオ分析と意思決定に振り向けられる」との声も出ている。
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