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小林製薬、北米カイロ需要増で生産・保管能力拡大

2023年9月14日 (木)

国際小林製薬は14日、米国ジョージア州にある100%子会社の小林ヘルスケアインターナショナルインコーポレーティッド(KHI)の営業倉庫と、KHI子会社の小林アメリカマニュファクチュアリングエルエルシー(KAM)の製造エリアで、10月12日から拡張建設を実施すると発表した。北米で年々需要が高まっているカイロ事業のさらなる成長のため、生産能力と保管能力を引き上げる。

KHIはカイロと一般医薬品などの販売、KAMはカイロなどの製造を手がける。50億円から100億円規模の設備投資を行い、北米で今後も需要が高まるとみられているカイロの生産能力と保管能力を拡大する。拡張建屋の延床面積は4万3840平方メートル、2025年の竣工と稼働開始を目指す。

▲拡張後の完成イメージ(出所:小林製薬)

同社グループでは、海外事業売上の半分を占める米国での事業活動を重要視しており、カイロの認知度を高めるため配荷チャネルを増やし、新製品開発にも注力することでさらなる市場拡大を図る。今回の拡張建設によって2040年までの供給に対応可能な製造エリアを確保し、生産工場と新設する営業倉庫を直結させることで構内物流を自動化させ、生産ラインから営業倉庫の保管・出荷までをシームレスにデータ管理するなど、高精度の在庫マネジメントを実現させる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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