小林製薬、中国安徽省に新工場を建設

拠点・施設小林製薬は1日、中国・東南アジアで事業拡大に向け現地生産体制を強化するため、中国安徽省に新工場を建設すると発表した。中国での販売拡大とともに、東南アジアなどグローバルビジネスの製造拠点に位置付ける。今後拡大する中国・東南アジア地域の需要に対応するため、中国上海工場に次ぐ新工場を安徽省に建設するもので、2013年9月に竣工する。

同社グループでは、既に中国・東南アジア地域・米国・英国に現地法人を設立しており、2015年3月期に売上高200億円を目標として事業拡大に取り組んでいる。中国・東南アジアではカイロ、冷却シート、芳香消臭剤などを販売しており、近年では台湾、マレーシア、インドネシアに現地法人を設立するなど、現地に根付いた事業展開に努めている。

■新工場の概要
商号：合肥小林日用品有限公司
董事長：西岡哲志
本店所在地：中国安徽省
設立年：2012年4月
事業の内容：カイロ、冷却シート、芳香消臭剤などの製造
資本金：9億円
資本構成：小林製薬100％