荷主ジェイテクト(愛知県刈谷市)は13日、商用車向けに高流量・高信頼性対応の燃料電池自動車(FCEV)用、「高圧水素供給バルブ」と「高圧水素減圧弁」を開発したと発表した。
高圧水素供給バルブは、高圧水素が貯蔵されているタンクに装着され、高圧水素を適正量で供給する製品で、異常時や火災時に供給停止する安全機能を備える。高圧水素減圧弁は、バルブから供給された高圧水素を燃料電池スタックで必要な圧力に調整する製品だ。
新製品は、部品点数の削減や小型・軽量化のため、高圧水素供給バルブのイン・アウトポートを共通1ポート化し、システム簡素化を図った。また、乗用車より多量の水素を消費する商用車のFCEV化のため、水素供給量は高圧水素供給バルブを従来品比で200%、高圧水素減圧弁を従来品比で130%それぞれ向上させた。加えて、高圧水素供給バルブの水素ガス流路拡大で水素充てん時間を短縮し、製品寿命の向上により、長時間使用に対応した。
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