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新幹線高速多量輸送、北陸から東北へ載せ替え検証

2023年9月22日 (金)

調査・データ東日本旅客鉄道(JR東日本)とジェイアール東日本物流(JR物流、東京都墨田区)は21日、新幹線を活用した高速かつ多量の荷物輸送の社会実装に向け、今年度3回目の実証を28日に行うと発表した。

今回の実証では、長野の新幹線車両基地を出発点として700箱の荷物輸送を行う。長野の車両基地から東京駅まで北陸新幹線の5車両に700箱の荷物を搭載し、東京駅で200箱を降ろした後、一部を東北新幹線の車内販売準備室に載せ替え、仙台駅まで運ぶフローとなる。青果や食品、医療用医薬品、精密機器などを運ぶ。

東京駅では客室輸送専用の台車などを利用した、安全で効率的な荷物取り扱いや載せ替え輸送のオペレーションを検証し、東北新幹線を利用した載せ替え輸送に関連するオペレーションの評価も行う。東京の新幹線車両基地では無人搬送車(AGV)を活用した荷物取り扱いの省力化も検証。以前行われた新青森の新幹線車両基地での実証ではAGVの有用性が確認されている。

▲実証での輸送イメージ(クリックで拡大、出所:JR東日本)

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LOGISTICS TODAY編集部
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