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グラウンド、トラスコ中山最新鋭拠点にWES導入

2023年10月2日 (月)

ロジスティクス物流システムベンダーのGROUND(グラウンド、東京都江東区)は2日、同社が開発する物流施設統合管理システム「GWES」の可視化・最適化モジュールを、機械工具卸売商社のトラスコ中山(港区)の最新鋭物流拠点である「プラネット埼玉」(埼玉県幸手市)と、2026年7月に稼働する「プラネット愛知」(愛知県北名古屋市)に導入すると発表した。


▲(左から)プラネット埼玉、プラネット愛知(出所:GROUND)

グラウンドは両施設に対して、物流データを統合管理する「Data Connector」、施設内の可視化・分析を支援する「Progress Analyzer」と「Workload Analyzer」、時系列分析により将来の作業量を予測する「Workload Forecast」に加え、人員配置最適化モジュール「Resource Allocator」を新規実装する。

GWESは物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を実現させるWES(物流施設運用管理システム)としてミドルウエアとなる共通データ基盤、またAI(人工知能)を適用した各種機能モジュール群で構成される汎用性・拡張性の高いパッケージシステムで、多様なマテハンやロボットなどのハードウエアや、倉庫管理システム(WMS)などのソフトウエアとをシームレスに連携することで、物流施設全体の最適化や可視化、作業生産性の向上を可能にする。

トラスコ中山が建設を予定するプラネット愛知では、100万アイテムの在庫保有と、1日に10万行の出荷を計画。そのため、当施設には「AutoStore」(オートストア)をはじめとした最新鋭設備が複数採用されるため、人員配置については常時作業状況を把握しながら、作業量の波動や複数のマテハンとヒトの作業の組み合わせを考慮し、リアルタイムに変更することが求められる。

そこで、GWESの人員配置最適化機能は、過去実績だけでなく当日の受注状況から総作業量を毎時見直し、高い精度で作業量を予測。同時に作業者の勤務時間やスキル、生産性などの情報を取り込み、数理解析により最適な作業者と作業の組み合わせを提示する。

▲GWESの概要(クリックで拡大)

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LOGISTICS TODAY編集部
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