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CRE、埼玉・草加市に2棟目の物流施設を着工

2023年10月6日 (金)

▲「ロジスクエア草加II」の完成イメージ(出所:CRE)

拠点・施設シーアールイー(CRE)はこのほど、埼玉県草加市で開発中の物流施設「ロジスクエア草加II」の準備工事に9月から着手し、10月1日に本体工事を着工したと発表した。2024年9月末の完成を予定する。

首都高速三郷線・八潮南インターチェンジ(IC)から3.6キロ、東京外環自動車道・三郷西ICから3.4キロ、同・草加ICから3.9キロと主要道路へのアクセスが良く、関東エリア全域をカバーする物流網の構築に寄与する。周囲は倉庫や工場など工業施設が集積する工業地域に位置するため、半径5キロ圏内に25万人の労働力が集まるなど、雇用の確保にも適している。

施設は地上4階建て、延床面積は1万6100平方メートル。トラックバースを西側と南側に配置し、大型トラック16台の同時接車が可能。外壁には金属断熱サンドイッチパネルを使用し、積載荷重3.5トンの荷物用エレベーターを2基、垂直搬送機を2基、ドックレベラー2基を設置する。将来対応として庫内空調設備の設置や配管ルート、室外機置き場の確保、事務所スペースの増床などを想定し、入居テナントの多様なニーズに対応できる仕様とした。

環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採り入れ、屋根全面に太陽光発電システムを設置し、発電した電力を自家消費する仕組みとする。余剰電力を施設内に蓄電し、停電時に非常用電力として使用できる蓄電池システムも採用し、入居テナントのBCP対策を支援する。

「ロジスクエア草加II」概要

所在地:埼玉県草加市松江
敷地面積:7772平方メートル
延床面積:1万6100平方メートル
構造・規模:地上4階建て、鉄骨造
用途地域:なし(市街化調整区域)
着工:2023年10月1日
竣工:2024年9月下旬

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LOGISTICS TODAY編集部
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