国際大手海運のAPモラー・マースク(デンマーク)は12日、同社が所有する330隻以上のコンテナ船に、衛星通信サービスStarlink(スターリンク)を導入すると発表した。
スターリンクは、低軌道に展開した複数の小型衛星を使用することで、高速・低遅延接続が可能な衛星通信サービスで、通信環境が著しく劣る海上での高速インターネット接続を可能とし、家族とのビデオ通話や動画視聴もできる。さらに、航海業務で必要なアプリケーションをクラウドに移行することで、船舶の遠隔サポートや、船上トラブル発生時には陸上からの適切なサポートを受けることも可能だ。
30隻以上の船舶のマースク乗組員がスターリンクの技術を試用し、好意的な意見が多かったことをうけて今回の本格導入に至った。
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