トレイトン、欧州でEVトラック充電サービスを拡大

国際トレイトングループ（ドイツ）は18日、自社開発の商用EV（電気自動車）への移行を促進するために、新会社トレイトン・チャージング・ソリューションを設立した。同社は商用EV輸送の簡素化に特化したトレイトングループの新しいサービス事業体で、契約、請求書発行、ルート計画、利用状況に関する洞察などの幅広いサービスを提供し、EV商用車の使用者に充電に関するさまざまな恩恵を受けることができる。

同社の最初のサービスの一つは、トレイトングループが有する世界有数の大型トラックメーカー、スカニア向けの「スカニア・チャージング・アクセス」。ドライバーは、充電拠点と車両がどの程度マッチしているかなどの情報を知ることができる。また、トラックを保有する企業は、複数のドライバーや車両が利用した充電代金の請求書をすべて一括で受け取ることも可能だ。

同様のサービスはトレイトングループのスカニア、マン以外のメーカーの車両、充電拠点でも利用可能になる予定で、充電拠点運営企業であるミレンスとの契約も交わした。ミレンスは、トレイトングループ、ダイムラートラック、ボルボトラックの3社による合弁会社で、欧州の高速道路沿線や物流拠点に1700の充電拠点開発を予定している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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