国内名古屋税関が20日発表した、9月の中部空港貿易概況(速報)によると、輸出額は前年同月比0.7%減の1085億円で9か月連続の減少、輸入額は8.6%増の1010億円で4か月連続の増加。輸出から輸入を差し引いた差額は75億円の赤字となった。
輸出では主に電気計測機器、原動機、家庭用電気機器が増加、重電機器、半導体などの電子部品、電気回路などの機器が減少。輸入では、半導体などの電子部品が増加したほか、医薬品が前年同月比2倍、電気計測機器が2.2倍となった。一方、有機化合物、原動機、通信機は減少した。
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