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アントワープ港、700万TEU増強へ新コンテナ拠点

2026年7月14日 (火)

国際ベルギーのアントワープ・ブルージュ港は7日、フランドル政府が左岸コンテナクラスター計画の事業決定案を5月29日に承認したと発表した。コンテナ貨物の継続的な増加に備える「アントワープ追加コンテナ取扱能力計画」の中核事業で、港全体の取扱能力を700万TEU拡大する。

計画では、既存のドゥールガンクドックに隣接して、コンテナ船向けの第2潮汐ドックを建設する。新たなコンテナターミナルに接続する物流区域「スリー・ドックス」を整備し、コンテナ物流機能を集約する。北部カットドックの埋め立てによる新ターミナル建設、コンテナ貨物列車向け操車場の整備、高圧送電線の移設、産業・物流区域「デ・ビーシュック」の開発も盛り込んだ。

(出所:アントワープ・ブルージュ港)

周辺環境への影響を抑えるため、港湾施設と近隣の農村部やドゥール村の間に盛り土を伴う緩衝緑地を設け、騒音や光害の低減を図る。ターミナルには低騒音で稼働し、現地で温室効果ガスや大気汚染物質を排出しない設備を導入する方針だ。後背地輸送では内陸水運と鉄道の比率を引き上げ、残るトラック交通は周辺集落を避ける経路へ誘導する。

計画には、ドゥールポルダー南部とプロスペルポルダー南部での自然区域の新設も含まれる。港湾機能の拡張と環境・地域社会への配慮を両立させる考えを示した。

事業決定案を巡っては、8月10日まで意見公募を実施する。寄せられた意見を精査し、必要に応じて計画案を修正したうえで国務院に諮問し、その後、フランドル政府が最終決定する。

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