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長期保冷小型容器の研究開発、NEDO助成事業に

2023年10月25日 (水)

(出所:ツインカプセラ)

行政・団体断熱保冷保温容器の開発などを手掛けるツインカプセラ(茨城県つくば市)は25日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が独自に開発した小型・超高性能断熱保冷容器の保冷性能を1週間以上に向上させる研究開発テーマについて、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の2023年度の事業に採択されたと発表した。

ツインカプセラは、検体などを海外拠点に輸送する際の数日レベルの輸送遅延とそれに起因する温度逸脱、高額な輸送費などの課題を解決するため、保冷コンテナのサイズを体積1~2リットルの小型に維持したまま、性能は従来の2倍以上となる7日の保冷を実現する研究開発を計画・提案し、NEDO助成事業に採択された。

同社は22年にタイガー魔法瓶と締結したスリム型断熱保冷容器の開発に関する業務提携により、バイオメディカル分野における検体などの保冷輸送において、小型で超高性能な独自の断熱保冷容器の開発を進め、3日以上の保冷性能により国内全域をカバーでき、低コストの保冷輸送を実現させている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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