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商船三井とコスモ石油、CCS事業の海上輸送で協力

2023年10月27日 (金)

ロジスティクス商船三井とコスモ石油は27日、排ガスからCO2を分離回収し地中に貯留するCCSバリューチェーン構築に向けた海上輸送などの調査・検討に関する覚書を締結したと発表した。両社は、コスモ石油が運営する製油所から排出されるCO2を対象に、分離・回収、輸送、圧入・貯留からなるCCSバリューチェーンの構築で協業する。

排出源から日本国内外の貯留候補地までの距離や想定される輸送数量などに適した液化CO2船の仕様概要、その検討結果を踏まえた海上輸送コストの概算、CCSとCO2の分離・回収、海上輸送、再利用プロジェクトでのさらなる協働の可能性を検討する。

CCSは工場や発電所などから排出されるCO2を大気放散する前に回収し、地下へ貯留する技術のことで、脱炭素社会の実現に有効とされている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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