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東海運2Q、コンテナ積載量減少で減収減益

2023年10月30日 (月)

財務・人事東海運が30日発表した2024年3月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比5.8%減の199億2300万円、営業利益が同78.5%減の8200万円、経常利益が58.9%減の2億2800万円、最終利益が67.6%減の1億2200万円だった。

物流事業は売上高が7.2%減の148億8500万円、営業利益が33.9%減の2億9900万円の減収減益だった。1隻あたりのコンテナ積載数量が減少傾向にあり取扱は総じて減少。ロシア向け生産関連貨物はウクライナ情勢の影響で減少した一方で、中央アジア向けの自動車関連貨物は増加した。液体輸送関連貨物は輸入は堅調に推移したが、輸出需要の低迷で減少した。国内貨物は建材関連の荷動きが弱かったものの、カーフェリー輸送が堅調に推移した。

海運事業は売上高が2.4%増の1億1100万円、営業利益が3%増の2億3100万円。資材価格や労務費用の高騰などを背景に、内航船のうちセメント船は計画見直しなどで取扱量が減少した。内航貨物船は輸送量は増加したが燃料価格や用船料など費用が増加、粉体船はことし3月末に1隻の契約が切れ取扱量が減少した。外航船は航海数が減少したことで収益も減少した。

同期の通期連結業績予想は、売上高が前期比1.2%増の419億8500万円、営業利益が同11%増の7億3900万円、経常利益が9.5%減の8億5100万円、最終利益が2.6倍の5億2100万円の最終増益としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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