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アルプス物流2Q、電子部品取扱量減少響き低調

2023年10月30日 (月)

財務・人事アルプス物流が30日発表した2024年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比6.2%減の584億8500万円、営業利益が同34.1%減の27億6900万円、最終利益が36.9%減の18億7600万円と減収減益だった。

主力の電子部品物流事業では、半導体などの部品供給不足が緩和されたため車載関連の生産は回復傾向にあるものの、需要が低迷しているパソコンやスマートフォンなどの生産が低調に推移。貨物取扱量の減少で売上高は13.7%減の311億8100万円、荷動きの停滞に伴う効率悪化や国際輸送の競争激化などで営業利益は43.2%減の16億9300万円となった。

消費物流事業は、宅配需要低下などの影響により生協宅配の取扱量がやや減少したが、EC(電子商取引)通販関連は荷動きが堅調に推移し、売上高は2.8%増の142億4000万円と増収だった。倉庫蔵王省による賃借料や支払い運賃などのコスト増で営業利益は6%減の5億6000万円だった。

24年3月期の通期連結業績は、売上高が前期比1.5%増の1230億円、営業利益が同16.7%減の67億円、最終利益が24.5%減の38億円と増収減益を予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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