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大同メタル、メキシコで発電機用軸受を増産

2026年8月5日 (水)

拠点・施設大同メタル工業は3日、メキシコ・ハリスコ州の生産拠点で、データセンター向け発電機用エンジン軸受の生産能力を増強すると発表した。北米のディーゼルエンジンメーカーと生産コミットメント契約を結び、2027年度までに40億円規模を投じて新工場と生産設備を整備する。26年秋をめどに着工し、28年の生産開始を予定する。

新工場は現地法人「大同メタルメキシコ」の既存敷地内に建設し、建屋面積は1万4000平方メートルを見込む。今回の投資により、データセンター向け発電機用エンジン軸受の世界生産能力は現状比1.5倍に拡大する。従来の日本、英国にメキシコを加え、3拠点体制とする。

生成AI(人工知能)やクラウド利用の拡大を背景に、データセンターでは非常用発電機に加え、北米の電力網不足を補う常用発電機の需要も増えている。同社はこうした需要に対応し、2030年の中高速エンジン用軸受の売上高を25年実績比1.6倍、うちデータセンター向けを4.8倍に拡大する計画。北米向けは6倍超、日本向けは3倍程度の伸びを見込む。

今回の投資は、2025年5月に公表した中期経営計画には含まれていない追加案件となる。大同メタルは、自動車向けを主力とする事業構成の見直しを進めており、マリン・エネルギー分野への投資を拡大する。データセンター向けに加え、将来は水素など脱炭素燃料を使う次世代エンジン向け軸受への展開も視野に入れる。

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