YEデジタルが未来の物流戦略構築セミナー、11/22

イベントYEデジタルは11月22日に、物流の2024年問題を乗り切る正しいDX（デジタルトランスフォーメーション）戦略を説く無料オンラインセミナー「物流の未来予想図」を開催する。人手不足という長期的な課題に対し、対応を推進しながらいかに持続可能性と効率を追求していくか、政府側の今後の物流政策や、業界のトレンド、先進的な事例からヒントを得ながら、未来の物流戦略をひも解いていく。

基調講演は「物流2024年問題を乗り切る3つの戦略的打ち手」と題し、物流ジャーナリストの菊田一郎氏が登壇。取材経験40年の知見を生かして問題の本質に切り込むとともに、課題解決への具体策をDX、EX（従業員体験改革）、GX（グリーントランスフォーメーション）の3視点から提示する。

最初の特別講演には、国土交通省物流・自動車局物流政策課から物流効率化調査官の笹口朋亮氏が、施策の具体化が迫る「物流革新に向けた政策パッケージ」に焦点を当て、今後の政府戦略と、それに伴う物流システムの展望を掘り下げる。

2つ目の特別講演では、アビームコンサルティング（東京都中央区）からサプライチェーン・マネジメント（SCM）分野に精通する桒迫勇次氏が、「持続可能なサプライチェーン構築のための物流戦略」をひも解く。目先の対応のみで終わらず、複雑性を増す環境下でもSCを維持・高度化するための柔軟性のある物流基盤を示すとともに、物流センターの拠点配置や庫内オペレーションなどの現場観点から、基盤構築への道筋を事例を交えて解説する。

そのほか、カインズの大型物流センター「桑名流通センター」の自動化・省人化事例の紹介や、YEデジタル組込・制御システム本部物流DX事業推進部部長の浅成直也氏による、自動化にあたっての倉庫運用管理システム（WES）のポイント解説なども用意する。

セミナーの視聴は無料だが、事前申込が必要。締め切りは11月17日17時。定員500人。