サービス・商品三機工業は26日、固定式の保管棚を必要としない「棚レス自動倉庫システム」を開発したと発表した。保管ケースを直接積み重ねる方式を採用し、同容量の同社従来型システムと比べて30%の省スペース化を実現した。既存施設への後付けを想定し、最短1日の工期で導入できる。9月から販売を開始する。
新システムは、固定式保管棚やスタッカクレーン用の走行レールなど、大がかりな設置工事を不要とした。天井高2.5メートルの施設にも設置でき、導入スペースは最小30平方メートル。AGV(無人搬送車)1台からの小規模な導入にも対応する。

▲棚レス自動倉庫システムの全体イメージ(出所:三機工業)
出荷量や在庫量、事業拡大に応じて保管レイアウトを変更でき、既存業務を止めることなく自動化エリアを段階的に拡張することも可能としている。
在庫管理ではコードリーダーなどによる読み取りで、商品や保管ケースの状況をリアルタイムで把握する。導入先で運用中のWCS(倉庫制御システム)など既存システムとの連携にも対応する。
同社は9月8-11日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「国際物流総合展2026」に同システムを出展する。今後は物流事業者や製造業などのニーズに合わせた業種別パッケージの開発を進める。
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