国際ドイツの港湾運営大手HHLAは25日、ハンブルク港のコンテナターミナル・アルテンヴェルダー(CTA)で、鉄道荷役用ガントリークレーンの遠隔操作を開始したと発表した。新設した1基に加え、既存クレーン1基も改修し、ターミナル建屋内の操作席からコンテナの鉄道荷役を行える体制を整えた。

▲新型レールガントリークレーン(出所:HHLA)
新設クレーンはクンツ(オーストリア)製で、当初から遠隔操作を前提に設計した。既存クレーンは運転室からの手動操作と遠隔操作の双方に対応する。遠隔操作技術は2026年初めから段階的に稼働を進めており、オペレーターや技術者向けの訓練も実施した。今後、クレーン操作者はターミナル建屋内の専用ワークステーションから機器を操作する。
新設クレーンは軌間方向で41メートル超をまたぎ、CTAの鉄道線路9本をカバーする。水側と陸側の待機エリアにもアクセスでき、全体の作業幅は90メートル程度となる。HHLAは、鉄道コンテナの積み替え効率や生産性の向上につなげるとしている。
ハンブルク港は欧州最大の鉄道港で、港湾後背地を結ぶコンテナの半数程度が鉄道で搬出入される。25年には鉄道で260万TEUを取り扱い、その大半をHHLAのコンテナターミナルが担った。
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