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三菱商事都市開発、札幌IC近くの物流施設が完成

2023年11月1日 (水)

拠点・施設三菱商事都市開発(東京都千代田区)とインベスコ(港区)は1日、札幌市白石区で共同開発していたマルチテナント型物流施設「MCUD札幌」が完成したと発表した。

▲「MCUD札幌」外観(出所:三菱商事都市開発)

同施設は地上3階建ての延床面積は1万7079平方メートル。テナント区画は2分割でき、最小8500平方メートルから貸し出し可能。札幌市中心部から7キロの米里北地区工業団地内に位置し、道央自動車道・札幌インターチェンジ(IC)、札幌自動車道・雁来ICから近いため、札幌都市圏への配送拠点や、道内広域物流を支える保管拠点として機能する。

設備面では、14台同時接車可能なトラックバースを1階に備え、ドックレベラーを4台実装。倉庫部分は、床荷重1.5トン、有効高さ5.5メートル以上を確保し、荷物用エレベーター、垂直搬送機を2基ずつ導入して縦搬送を効率化した。凍結などに備えて寒冷地仕様とし、25メートルの屋内型トラックバースをシャッター内に設けることで、降雪時でも荷下ろし作業を行いやすくした。

「MCUD札幌」施設概要

所在地:北海道札幌市白石区米里
アクセス:道央自動車道・札幌ICから1キロ、札樽自動車道・雁来ICから2キロ
敷地面積:8570平方メートル
延床面積:1万7079平方メートル
構造・規模:鉄骨造、地上3階建て

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LOGISTICS TODAY編集部
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