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TRC平和島物流施設が防災・事業継続性で最高評価

2023年11月1日 (水)

認証・表彰東京流通センター(TRC、東京都大田区)は1日、同社が運営・管理する平和島のマルチテナント型物流施設「物流ビルA棟」が、「DBJ BCM」格付でAランク、さらに「DBJ Green Building認証」で5つ星と、いずれも最高評価を取得したと発表した。

DBJ BCM格付は日本政策投資銀行(DBJ)が実施する防災・事業継続面の評価。物流ビルA棟とB棟への免震構造採用や、テナントと共同で実施する防災訓練やTRC防災ガイドブックの公表、有事に対応可能な従業員の体系的な確保など、防災力を強化している点などが評価された。

▲(左から)防災センターと電気自動車充電スタンド(出所:TRC)

環境・社会への配慮が優れた不動産を認証するDBJ Green Building認証においては、サンドイッチパネルの採用、LED照明、節水型の水栓や便器の導入により、省エネ・省資源に配慮している点や、敷地内への利便施設の集積、EV(電気自動車)の充電スペースの確保により利用者の利便性への配慮がなされている点などが評価された。

「物流ビルA棟」施設概要

所在地:東京都大田区平和島6-1-1
アクセス:首都高速羽田線・平和島出入口1キロ、湾岸線・大井南出入口3キロ
延床面積:20万2000平方メートル
貸付面積:15万5000平方メートル
床荷重:1.5トン
規模・構造:地上7階建て、鉄筋コンクリート造・鉄骨造
天井高:梁下有効1階5.7メートル、2-6階5.5メートル

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LOGISTICS TODAY編集部
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