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SBSHDが通期業績予想を下方修正、3Qは減収増益

2023年11月10日 (金)

財務・人事SBSホールディングスは10日、2023年12月期通期連結業績予想を下方修正した。売上高を前回予想から270億円減の4300億円に、営業利益を38億円減の190億円に、経常利益を33億円減の190億円に、最終利益を15億円減の105億円にそれぞれ引き下げる。物流事業で海上コンテナ運賃の下落、家電・半導体などをはじめとする取扱物量の減少などが想定以上に継続していることを勘案した。

同日発表した23年12月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比1.5%減の3250億6200万円、営業利益が同29.7%増の168億700万円、最終利益が2.1倍の93億8400万円と減収増益。物流不動産の譲渡益を計上しているため増益となったが、主力の物流事業では減収減益だった。

物流事業の売上高は5.3%減の3050億5600万円、営業利益が26.6%減の86億9100万円。企業間物流における海外事業の運賃下落や物量減少、家電・半導体などの取扱減少などで落ち込んだ。不動産事業では、第1四半期で横浜金沢物流センターの信託受益権の一部譲渡、東扇島倉庫の譲渡を実施したことで売上高が115億8800万円増、営業利益が69億700万円増と業績を押し上げた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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