JR九州、大隅半島から博多まで鉄道リレー輸送

ロジスティクスJR九州は21日、九州新幹線や特急列車を活用した「荷物輸送サービス」において、新幹線停車駅から離れた地域の逸品も即日輸送できる物流ルート構築を目的として、鉄道が通っていない鹿児島県の大隈半島（鹿屋市）から鹿児島中央駅間に共同配送便を仕立て、その後新幹線による福岡への即日配送を実施すると発表した。

実施日は11月28日で、鹿屋市役所-垂水港-鴨池港-鹿児島中央駅-博多を、トラック、フェリー、九州新幹線（はやっ！便）で、朝採れ野菜や作りたてさつまあげ、などの特産品を4時間で輸送する。輸送された特産品は同日14：30から、博多駅・在来線中央改札口前スペースの「つばめマルシェ＠博多」で、鹿児島や熊本の朝水揚げ鮮魚や朝採れたて野菜などと一緒に販売する。

リードタイム短縮や、共同配送の実施によるトラックドライバー不足やCO2排出量削減、地域産品の消費拡大などの解決を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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