セイノーHD､君津市とドローン活用地域共創で提携

国内セイノーホールディングス（HD）と千葉県君津市、ドローン事業のエアロネクスト（東京都渋谷区） 、KDDIスマートドローン（東京都港区）、通信事業のテラ（神奈川県鎌倉市）の5者は30日、ドローンを含む次世代高度技術の活用による地域共創に向けた連携協定を締結したと発表した。

▲（左から）エアロネクストの田路圭輔CEO、セイノーHDの河合秀治執行役員、君津市の石井宏子市長、テラの佐藤渉社長、KDDIスマートドローンの博野雅文社長（出所：セイノーホールディングス）

協定では、同市における商工業・農業・観光などの産業振興、防災や災害時の対応とインフラ設備点検、地域交通や物流が抱える課題解決、人材育成とドローン講習事業に向けた取り組みを実施する。

具体的には、同市の小学校を拠点にドローンスクールを構えることで、ドローン人材育成やスクールで活動するスタッフの衣食住など、地域経済の発展や地域雇用の創出につなげる。ドローンは物流のほか、農薬散布、橋梁や通信鉄塔の点検、防災などにも活用する。

テラはことし5月に、旧小学校跡地にドローン総合フィールド「コードベースキミツ」をオープン。KDDIスマートドローンとともに、ドローンの国家資格免許の取得方法や専門知識などを教え、ドローン人材を育成する「KDDIスマートドローンアカデミー」を開設している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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