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NTTロジスコグループ、5S活動優良事例の報告会

2023年12月4日 (月)

調査・データNTTロジスコ(東京都中央区)は4日、11月9、10の両日に都内で「2023年度NTTロジスコグループ優良事例報告会」を開催したと発表した。同社グループでは、日ごろからトヨタ生産方式(TPS)の手法をベースとした独自の改善・標準化手法「LGPS」に基づく5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)、改善活動に取り組んでおり、活動成果の報告会を毎年開催している。

▲報告会の様子(出所:NTTロジスコ)

ことしは上位3つの優良な取り組みの成果を発表した。一つは埼玉物流センターの事例で、リユース、リペア、リサイクルの3Reを軸とした事業。レンタル機器のクリーニング業務での荷量増加に伴い、自動クリーニングロボットの増設、改良やAI(人工知能)を用いた画像検品システムの改修により自動化を推進するした。人手を要する作業にもオリジナルの器具を開発し半自動化したことで大幅に生産性を向上させた。

八尾物流センターでは、サテライトセンターである鶴見センター全体でフロアプランと業務プロセスを抜本的に見直し、人員配置と業務プロセスの適正化を図ったことで、主要な業務が終了するなかでも雇用と利益確保を実現。デジタルノートアプリによる5S・安全活動の推進やOJTプログラムの刷新による多能工化の取り組みなどにより、全員参加型の改善意識を醸成した。

名古屋物流センターでは、昨年からの取り組みであるニュー3K(きちんと、キレイに、気分よく)を継続し、5Sを維持する仕組みづくりや安全装備の見直しによる身体負荷の軽減などに取り組んだ。さらに、熟練が必要な通信ケーブルの分線作業を、自動車の車載モニターや調理器具のピーラーなどを用いた独特な改善手法により、安全に誰でもできる作業に変え人材不足問題を解決した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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