イベントNTTロジスコは6日、「物流センタ改善報告会」を4月27日と28日に開催したと発表した。全国の物流センターから選抜された19チームが参加した。
同社グループでは、サービス品質・生産性向上のため、トヨタ生産方式の手法をベースとした2S(整理整頓)や改善活動、日次収支管理、レイバーコントロールの徹底に取り組んでおり、年に2回活動成果の報告会を行っている。
報告会では改善内容に応じた順位を付けており、平和島物流センターの改善活動が1位となった。同センターの取り組みは、データロガー端末の導入による入荷検品の精度を向上させたほか、作業手順書やチェックシートをブラッシュアップし、起きたミスを次に起こさないようにする「確認」の仕組みを作った。
加えて、全ての作業手順書の一覧掲示や実際の商品外箱を使用した表示項目の確認する「訓練道場」を活用した作業品質の向上や、入荷情報の前倒し取得によるレイバーコントロール(人材運用手法の一つ)の強化や配車業務を一部システム化し効率化・生産性を向上させた。