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スタンデージ、定温航空便で秋田酒造の日本酒輸出

2023年12月5日 (火)

ECデジタル貿易プラットフォーム開発のスタンデージ(東京都港区)は5日、新政酒造(秋田市)が手がける日本酒の輸出業務を受注したと発表した。スタンデージが農林水産省の補助事業として構築した、定温航空便によるドア・ツー・ドアの輸送網を活用する。

スタンデージの物流網は現地業者の介入なく、品質と温度管理を徹底できる。ヨーロッパ、アメリカへの配達は数日から2週間という短期間なことに加え、小ロットでの輸送も可能だ。従来のコンテナ輸送では品質管理が難しいとされていた生酒なども、コールドチェーンの活用により、現地の飲食店のもとに変わらぬ品質のまま届けることができる。

同社は農水省の補助事業を通じてコールドチェーンの構築に取り組んでおり、運営する越境ECサイト「縁-YUKARI-」を介して、ヨーロッパやアメリカ向けに日本酒など国産品の輸出を展開している。12月からは新政酒造の輸出パートナーとしてニューヨーク向けの輸出業務全般を担当し、将来的には欧州や東南アジア向けの輸出に関する協議を進める予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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