スタンデージ、定温航空輸送の小口輸出支援

ロジスティクスSTANDAGE（スタンデージ、東京都港区）は18日、ABCクッキングスタジオと共同で、定温航空便によるドアtoドア小口輸送網の実証を3月15日に実施したと発表した。対象は自社の「おまかせ貿易」サービスを活用した食品・飲料で、輸送先はシンガポール。現地では商材を紹介する試食イベントも開かれ、日本産品輸出の確実性と需要の高さを確認した。

（出所：スタンデージ）

同実証は、三菱商事やJETROの支援を受け、これまで4回にわたり実施してきた取り組みの5回目となる。今回は全国各地から集荷した9品目の食材・飲料を、定温管理下で輸送。シンガポールのABCクッキングスタジオにて、オリジナルメニューとして調理・提供され、合計61人が参加した。物流面では輸送温度と鮮度保持率の検証を行い、いずれも一定基準を満たしたことが確認された。

イベントでは「かつおめしの素」や「サンゴヤマブシタケ」などが人気を集め、即完売となった。参加者の95.1％が満足と回答し、日本食材への関心の高さが示された。

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LOGISTICS TODAY編集部
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