沼尻産業が持ち株会社制へ移行､｢沼尻HLDGS｣設立

ロジスティクス茨城県つくば市に本拠を置く総合物流企業の沼尻産業は8日、会社分割すると発表した。新会社の「沼尻HLDGS（ホールディングス）」が、沼尻産業グループの経営管理を行う持ち株会社制に移行。新設分割会社として設立された「沼尻産業」が、沼尻HLDGSの完全子会社として、従来通り物流や倉庫などの主要事業を担う。

沼尻HLDGSは沼尻グループ全体の経営戦略立案のほか、不動産事業を管理する。旧沼尻産業の沼尻年正社長が、引き続き新設された沼尻産業の社長を務め、沼尻HLDGS社長も兼任する。

発表では、「今回の会社分割によって意思決定の迅速化を図り、各事業がより専門性を発揮し、新たな事業開拓への推進、地域への貢献などで企業価値の最大化を目指す」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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